NISA口座の開設方法とルール!

NISA口座の開設方法とルール!

投資による値上がり益と分配(配当)金の税金がゼロになるNISA(少額投資非課税制度)。
制度自体にメリットが多い為、口座開設には複雑な手続きが必要なのか?と不安に思われる方もいらしゃるかもしれません。
しかしながら、NISA口座の開設は、複雑なのかといえば全くそんなことはありません。
例えば、もしあなたがすでに証券会社に一般口座を開設しているのならば、NISA口座の開設依頼をするだけで口座開設ができます。
また、一般口座を開設していない場合は、一般口座の開設とともにNISA
口座の開設手続きを行うこともできます。

NISA口座を開設する場合、以下の3点を満たす必要があります。

①満20歳以上であること
②日本に居住していること
③他の金融期間でNISA口座を開設していないこと

いずれもほとんどの方が満たしているのではないでしょうか。
しかしながら注意しなければならない点もあります。特に③の「他の金融期間でNISA口座を開設していないこと」という条件は厳格なルールですので特に注意が必要です。

NISA口座開設 条件① 満20歳以上であること

この条件は問題なさそうに思えますが、いつの時点で、20歳であるかということが大事になってきます。
満たすべき条件は、口座を開設する年の1月1日時点で20歳であるということです。
つまり2017年中にNISA口座を開設したい場合は2017年1月1日の時点で満20歳である必要があります。
2017年中に20歳になる方は残念ながら2018年になるまで口座開設ができません。

NISA口座開設 条件②日本に居住していること

おそらくこれについてはほとんどの方が問題ないでしょう。
しかし、どの時点で日本に居住しているのかが重要になってくるのです。
この条件には「基準日」と「勘定設定期間」という2つの用語が関係してきます。
これらは少々ややこしい仕組みになっているので、じっくりと説明します。

「基準日」とはあらかじめ決まっている「勘定設定期間」の開始年の前年1月1日のことです。
また、「勘定設定期間」は主に「一回の手続きで口座を使い続けることができる期間」のことです。

因みに勘定設定期間は以下の3期に分けられます。
Ⅰ期 2014年1月1日〜2017年12月31日(4年間)
基準日は2013年1月1日
Ⅱ期 2018年1月1日〜2021年12月31日(4年間)
基準日は2017年1月1日
Ⅲ期 2022年1月1日〜2013年12月31日(2年間)
基準日は2021年1月1日
(Ⅲ期が2年間になっているのは、2023年がNISA口座で投資ができる最終年である為)
いずれかの金融機関でNISA口座を開設すると、その口座は4年間または2年間税務署のチェックを受けずに利用可能になります。

仕組みついて理解しにくいと思いますので、この基準日と勘定設定期間の仕組みを例で示します。
例えば、2017年にNISA口座を開設しよう思う場合、まずはNISAを扱っている証券会社などに申し込みをすることになります。
2017年はⅠ期の勘定設定期間に含まれるので、基準日は2013年1月1日になります。
つまり、2017年に口座を開設したい場合は、基準日となる2013年1月1日時点で日本に居住していたことを証明する必要があるのです。

また、2017年に口座開設をして2018年も継続してそこの口座を使う場合は再手続きを行う必要があります。
というのも2018年はⅡ期の勘定設定期間に含まれるからです。
この場合の基準日は2017年1月1日です。
この基準日に日本に居住していたことを証明する必要があります。

つまり、口座を開設するにあたっては、まず基準日に日本に居住していたことを証明する必要があるのです。
そこで基準日の住所が記載された住民票の写しとマイナンバーのコピーを含めて口座開設の手続きを行う必要があります。(2018年以降はマイナンバーのみでOK)

この点が一般口座とNISA口座の開設における違いです。

NISA口座開設 条件③他の金融期間でNISA口座を開設していないこと

NISA口座開設にはある厳格なルールが存在します。
それが③にある、NISA口座は金融機関を1つだけ選び1人1口座までしか開設ができないということです。
このためにNISA口座の申し込みを受けた金融機関は、その申込者が他の金融機関でNISA口座を開設していないか確認するため、申し込んだ人の市区町村の税務署に対して口座が開設済みかどうかの確認を行います。

住民票の写しやマイナンバーのコピーが口座開設の手続きに必要な理由はこのような事情があるからなのです。
他の金融機関で開設していないことが税務署で確認されると、晴れてNISA口座の開設が認められるのです。

この記事を読むと一見難しそうに思いますが、何のことはありませんのでご安心ください。
証券会社・金融機関で住民票の写しとマイナンバーを見せて他の金融機関にNISA口座を開設していなければ問題なくNISA口座を開設することができます。

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