海外債券型投資信託とは?

海外債券型投資信託とは

海外債券型投資信託とは株式型の投資信託の中に海外株式を中心に組み入れる海外型があるように、債券にも海外型はあります。
つまり、外国政府が発行する債券に積極的に投資を行う債券型投資信託です。
もちろん国内債券型と同様に、利息や売買益を投資家に分配します。

基本的に、債券型であるので発行元である政府が破綻しない限り、現地の通貨ベースでは元本割れしません。
海外債券はここ数年で高い金利が注目されています。
現在、あまり値上がりが見込めない国内債券に投資するよりかは、海外債券に投資した方が大きいリターンを得られるかもしれません。

ソブリン債、エマージング債とは

海外債券にはさまざまな種類があり、代表的なのが政府や政府機関が発行するソブリン債、エマージング債などです。

ソブリン債とは

ソブリン債は先進国発行の債券のことです。
代表国としては、アメリカやイギリス、G8に含まれる国などが挙げられます。
先進国の債券は新興国の債券に比べリスクが小さくなります。
よってこのソブリン債を中心に運用することによって安定的な運用を行うことができます。

エマージング債とは

エマージング債は、ソブリン債とは逆に新興国が発行する債券です。
代表国としては、中南米やASEAN諸国などの国々です。
新興国は先進国に比べて、政情が不安定であったり、紛争などが起こるリスクがあります。
そのために、国内債券やソブリン債より破綻リスクが高くなります。
しかし、リスクが高いぶん利息が高く、大きなリターンを狙うことができます。
このエマージング債を多く組み込む投資信託を購入する際には、投資国の政治や情勢をしっかり確認する必要があるでしょう。

破綻リスクを審査・評価する指標がある

因みに破綻リスクは、格付け機関と呼ばれる安全性を審査・評価する機関の信用格付けが参考になります。
大手格付け機関としてはムーディーズやS&Pなどが挙げられます。
基本的に格付けがBBB以上のものは安全性が高く、BB以下のものはギャンブル要素が強い債券であると言えます。

海外債券型は為替リスクに注意

海外債券型の大きな特徴は、売買する際に為替の変動を受けることでしょう。
これを為替リスクと言います。
売買時に投資先の通貨が投資した時点より高ければ(円安)大きな利益を生むが、逆に下がってしまった(円高)になってしまった場合は、為替差損が発生してしまいます。
ひどい円高の場合には、元本割れしてしまう可能性があります。
外貨建て商品は円高の時に買い円安に売るのが基本です。
海外債券に投資する場合はこの為替リスクが常にまとわりつくことを忘れてはいけません。

為替リスクを無効化!為替ヘッジ付き投資信託とは

こうした為替リスクによる不安を和らげてくれる投資信託として「為替ヘッジ付き投資信託」というものがあります。
ヘッジとは、相場の変動で生ずる決済時の損失に備えるために、予め先物で売買しておくことです。
多少のコストはかかりますが、ヘッジにより為替リスクを気にせず債券の利回りを狙うことができます。
しかし、金利差分が日本より高い通貨に対して為替ヘッジをする場合には多くのヘッジコストがかかります。
最終利回りから信託報酬を引いた値が為替ヘッジコストを下回っていたら注意する必要があるでしょう。

マイナス金利は日本だけの問題ではない

マイナス金利政策により、金利低下が見込めない為に国内債券に投資するのは好ましくないと思い海外債券に投資する人もいるでしょう。
しかしながら、マイナス金利は日本だけの問題ではないことを知っておく必要があります。
実は、マイナス金利を導入したのは欧州が先だからです。
欧州では既に2014年にはマイナス金利政策が導入されています。
その為に、先進国債券に投資する投資信託に中にも、投資信託が保有する債券全体の最終利回りが信託報酬の率を下回る「水没投資信託」は数多く存在します。
その為に、先進国なら低リスクで安心と考えるのではなく、先進国でもどの国に投資しているのか事前にチェックしておく必要があります。

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