投資信託の分配金について

投資信託の分配金について

分配金とは

投資信託では、分配金を受け取ることによって定期的に収益を得ることも可能です。
銀行預金よりも有利に運用できますし、値動きが大きい株やFXなどよりも安定的に利益を得ることができます。

実際、投資信託を選ぶ際に、分配金の額や利回りに注目する人が多いのも事実です。
分配金は年に1回、年2回、年4回受け取れるものがあり、中には年12回も分配金を受け取ることができる投資信託もあります。
分配金有りの投資信託は、こまめに利益を受け取りたい人にはオススメです。
また、毎月分配金を受け取ることができる投資信託は、投資効果が毎月実感でき、月々の生活費やお小遣いの足しになるといった理由から特に人気の投資信託となっています。
しかしながら、この毎月分配型の投資信託には気をつけるべき点があります。
それは後述しますが、まずは分配金の仕組みから解説します。

分配金の仕組み

分配金の支給源は、投資信託が投資している国内外の株の配当金、債券の利息、株・債券の売買益などです。
これらの利益を投資信託ごとに決算に合わせて計算し、投資家が保有する口数に応じて分配します。(しかし、運用成績によって増減する可能性有り)
分配金有りの投資信託は原則的に年1回以上の分配金が受け取れますが、運用がうまくいかなかった場合などには受け取れないことがあるので注意が必要です。

分配金は定期的に受け取れる場合が多く、運用状況が悪くてもマイナスにはなりませんが、投資信託の純資産から支払われるために、分配後は純資産総額が減り、基準価額も低下することを知っておく必要があります。

また分配金には税金がかかります。
分配金から約20%の税金を引いた金額が実際の利益となります。
分配金で受け取った額は税金が引かれた額と覚えておくといいでしょう。

「普通分配金」と「特別分配金」とは?

投資信託は毎日1回基準価額が変わります。
そのために、分配金を受け取った後に、純資産総額が減り、基準価額が低下すると、場合によっては購入金額を下回ってしまう可能性があります。
このために、税金の取扱上では分配金は「普通分配金」と「特別分配金」に分けられています。

普通分配金とは、分配後の基準価額が、投資信託の買いタイミングなどで異なる個別元本を上回っている時に、その利益の範囲内から出された分配金のことです。
投資した人にとっての純粋な利益部分ですので、これは課税対象となります。

一方で特別分配金は、分配後の基準価額が個別元本を下回っている時に出た分配金のことです。
つまり、利益が出ていないにもかかわらず支払われた分配金であるということです。
投資した人にとっては元本の一部が払い戻しされたことになりますので、この部分は非課税となります。
最近は元本払戻金とも呼ばれます。

ちなみに、個別元本が分配後の基準価額と分配前の基準価額の間にある場合は、普通分配と特別分配が混ざった分配金となります。

個別の投資信託についての過去の分配金実績を知りたい場合は、ウェブサイト内の「分配金のお知らせ」で確認することができます。

毎月分配型の投資信託には注意が必要

冒頭で毎月分配型の投資信託には気をつけるべき点があると述べました。
というのも長期投資を前提とする投資信託での資産運用では、運用で得られた利益は新たな運用に回す方がいいからです。
分配金は必ずしも、利益の中から出ているとは限りません。
預けた自分の資産が分配金として出ている可能性があるのです。

結論から言うと毎月分配型の投資信託は避けるべき商品ではあるのですが、個人投資家にとってまだまだ根強いニーズがある商品であるのもまた事実です。
なぜ、毎月分配型で資産運用するのかと言うと、分配金を毎月の生活費に充てられるからでしょう。
過去には100万円の投資で、毎月の分配金が2万という商品もありました。
年間利回り24%というとんでもない商品です。
しかし、言い換えれば十分に生活費の補填になる分配金であると言えます。
自分のニーズにあった投資信託を購入すべきなのです。

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