初心者が株式投資を始めると、いきなり大金をつぎ込んだりして大きな失敗をしがちです。失敗すると二度とやりたくなくなるので、そうならないための心構えがあります。簡単に始めるために4つのルールにのっとって失敗しない方法をまとめてみました。
目次
ルール①まずは5万円で買える銘柄をしっかり探す
株式投資の世界では、軍資金5万円は少額の部類に入ります。
しかしながら、実は3000社を超える企業のうちで、5万円で買える銘柄はなんと約700社あります。
5万円で買える銘柄はある!
つまり、5万円あればある程度の選択肢があるということです。
まずは5万円を使って自分が買ってみたい銘柄をしっかり探すことが必要です。
高配当のものがよければ、銀行株を中心として大手企業の株も購入できます。
また、最低未満株といった買い方もできます。
One Tap BUYといった投資ツールでは日本株だけでなく米国株も1000円から購入することができたりします。
1000円からの投資でも配当金は相当分がもらえるなどのメリットがあります。
One Tap BUYに関する記事はこちらでも紹介しています
2万円程度の株銘柄もあるので、複数単元購入し、値上がりしたら半分は売るといったこともできます。そのために、最初に保有する株式はしっかり調べて購入しましょう。
ルール②売買注文のためのマイルールを守る
5万円を使って稼ぐということになると、売買を繰り返すことになります。
しかし、相場は常に動いているので評価額がマイナスになったときに損を確定する損切りができるかどうかなど、いつ利益や損失を確定するかは重要です。
マイルール 0%利益が出たら利益確定、20%損失が出たら損失確定
したがって、売買注文を行う前に、10%利益が出たら利益確定、20%損失が出たら損失確定といったルールを作り、それを遵守する必要があります。
最初はルールがないとずるずると持ちすぎてしまったり、利確ができずに利益を得られずに適切な利益を逃すことがあります。とにかく、ルールで自分を縛ることで数回の売買取引を行って経験を積みましょう。初心者はまず、売買の練習をするべきです。
もちろんデモトレードも可能ですが、デモと実践は異なります。最初は5万円程度で実践をやりましょう。やっていくうちに取引に慣れるのも初心者にとっては大事なことです。
もし、マイルールが守れないとすると損失が拡大するばかりで失敗を繰り返すだけです。とにかく最初はルールを徹底するのがおすすめです。
ルール③リスク許容度を見極める
売買を繰り返していくと、少しずつ資産が増えたりします。そうするとこれまでのルールを見直す機会もあるかもしれません。そんなときに役立つのが、自分のリスク許容度=どこまで含み損に耐えられるかです。
あまり株価の下落に耐えられない人もいれば、最大60%程度下落するといわれる下げ方でも平気という人もいます。このあたりは、投資家個人によって異なる部分なので、売買を繰り返す中で見極める必要があります。
また、マイルールが守れずに狼狽売りをしてしまったりするなら、リスクの取りすぎを検討するべきです。最初は適切なルールを設定できないこともあるので、自分に見合ったルールを見極めるべきです。
ルール④少しずつ株式などについて勉強する
そして、株式投資を始めたならば動く相場をチェックして利益を確定していかなければいけません。株式投資は勉強しなくても始めることができますが、続けていくなら少しずつでも勉強し続ける必要があります。
今は大手企業でも経営が苦しいところもあり、必ずしも安泰というわけではなくなりました。景気など敏感に察知して自分の利益に繋げる必要があります。
幸いにして、数多くの投資家たちや証券会社などによって情報発信しています。
TwitterなどSNSなどでの情報交換も盛んなので、無料でさまざまな情報を得られます。ただし、同時に質の悪い情報やデマもあるので、情報収集能力だけでなく、自分の中でそれを撰び取る力も必要になってきます。
あとがき
株式投資は、初心者でも簡単にできる時代になりました。
ネット証券での口座開設もネット上ですべて完結するようになり、煩雑な書類を用意する必要がなくなっています。
株式投資をこれから始める方はNISAを理解してからおトクにやりましょう