株初心者必見!IPOにおける5つの注意点を解説

株初心者必見!IPOにおける5つの注意点を解説

IPOでは多くの銘柄で、公開価格(公募価格)を初値価格が上回ることがあります。
したがって、初値売りが成功する確率は高く、初心者でも利益をあげやすい投資手法といえます。
しかしながら、その良いイメージだけが先行してしまうと、IPOのリスクや注意点を見落としてしまいます。
投資である以上、IPOでも勝率は100%ではありません。
今回は、初心者のIPOにおける5つの注意点を解説します。

IPOの注意点5つをまとめると
・初値割れは起こる
・抽選時に購入資金が必要
・購入できる証券会社は限られる
・当選しても連絡はない
・当選は辞退できる
です。
初めてのIPO投資にぜひ役立ててください。

注意点①:初値割れは起こる!

IPOの初値価格が、公開価格(公募価格)を下回ることを初値割れといいます。
IPOは投資である以上、ノーリスクということはありません。
初値割れは、年に数回起こっています。
現に、2018年におけるIPOでは、9月28日時点で下記の4件が初値割れとなっています。

上場日 会社名 市場区分 仮条件(円) 公開価格(円) 初値価格(円) 上昇倍率(倍)
3月20日 信和㈱ 二部 1,150~1,300 1,150 1,106 0.96
3月23日 キュービーネットホールディングス㈱ 一部 2,000~2,250 2,250 2,115 0.94
9月6日 ㈱ナルミヤ・インターナショナル 二部 1,540~1,560 1,560 1,501 0.96
9月28日 ㈱ワールド 一部 2,900~3,200 2900 2,755 0.95

どの銘柄も大きく下回ったわけではありませんが、IPOは下がる銘柄の方が少ないため、目立ちますね。
初値割れするIPO銘柄には、2つの傾向があります。

・新興市場でないこと

1つは、市場区分がマザーズやJASDACといった新興市場ではなく、一部、二部となっていることです。
初値価格が公開価格(公募価格)を上回るのは、新興市場の株が圧倒的に多くなります。
そもそもIPO自体に新興市場が多いという特徴があります。
新興市場で初値が上がやすい理由として考えられるのは、新興市場では若い会社が多いことです。
設立間もない若い会社が上場するため、会社には勢いがあり、事業への期待値は高くなります。
また、資金調達額もそれほど多くないため、公開株式数は多くありません。
そのため少ない株に対して応募が殺到すると、1株の価格が上がるのです。

具体的に上記の会社を見てみましょう。
上記4社は、1株あたりの金額こそ高くないものの、公開株式数(売出し株)が多いです。
例えば、信和㈱は約1,378万株、キュービーネットホールディングス㈱は約1,125万株で他の上場株と比較すると、発行株式数が桁違いに多いことがわかります。

・公開価格(公募価格)が最大でないこと

また、公開価格(公募価格)が仮条件の上限値に達していない銘柄も注意が必要です。
通常IPOは人気があるため、仮条件の上限値が公開価格(公募価格)となることが多くなります。
したがって、逆にもしも上限値に達していなければ、投資家からの期待値が低く、初値価格もそれほど伸びないことが予想できるのです。
例えば、信和㈱の仮条件は1,150円~1,300円で、公開価格(公募価格)は最低値の1,150円、㈱ワールドの仮条件は、2,900円~3,200円で、公開価格(公募価格)は最低値の2,900円でした。
もしこうしたIPOに当選してしまったら、初値売りは狙わず辞退した方が無難といえます。

注意点②:抽選時に購入資金が必要

多くの証券会社では、抽選に参加する段階で、証券口座に購入できるだけの資金を預け入れておく必要があります。
購入代金は、最小単元である100株を1単位として販売します。
したがって購入に必要な資金は1株あたりの価格ではなく、100株で計算が必要です。
例えば、3,000円のIPOに応募する場合、口座には300,000円の前受金が必要になります。
この資金が用意できなければ、IPOに参加はできません。
ちなみに、証券取引所の中には、抽選時には資金を必要としないところもあります。
野村證券、松井証券などが例です。

注意点③:購入できる証券会社は限られる

どの証券会社からでも、IPOの申込みができるわけではありません。
IPOの公募を行う会社は、幹事証券会社に限られています。
幹事証券会社とは、上場予定の企業から、その支援を依頼された証券会社のことです。
IPOで売り出す予定の株を引受け、投資家に販売する権利を得ることができます。
したがって、応募できるのは幹事証券会社の証券口座からに限られます。
過去のIPOの引受実績などが多い証券会社でも、証券口座を作っておくとよいでしょう。

なお幹事証券会社は、複数の証券会社が共同して引き受けることが多く、その中の代表を主幹事証券会社といいます。
主幹事証券会社は、大手の証券会社がやることが多いです。
主幹事証券会社になれば、通常の幹事証券会社よりも、多くのIPO株を引き受けることができます。

IPO狙いの投資家は3社以上の複数の証券会社に口座開設をして当選確率を上げていることが多いです。
毎月定期的にIPO当選をされている方は、ほぼ全ての証券会社の口座を開設していると思います。
IPOは申し込みや落選で手数料等は発生しないため、当選確率を上げたいのであれば「とにかく応募する!」が一番の必勝法ではないかと思います。

当選確率を高めるには?
①複数の証券口座を開設して「応募!」
②旦那さん奥さんなど家族一丸となり「みんなの力で応募」
③主幹事証券の口座開設をしておいて「応募」

注意点④:当選しても連絡はない

高倍率の抽選をくぐりぬけ見事IPOに当選したとしても、証券会社から当選の連絡はありません。
したがって、自分で抽選の結果日(公開価格決定日)になったら、証券会社のHPで確認し、当選したかどうかを調べる必要があります。

注意点⑤:当選は辞退できる

ほとんどの証券会社では、当選したことがわかったら、そのまま購入するか辞退するか選択できます。
公開価格(公募価格)が、仮条件の最高値を下回っている場合は初値割れのリスクがありますので、断ることがおすすめです。

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